開発日誌 #10 ①中書島駅-樟葉駅線路種別指定(part.2) ②車両サウンドのアップグレード

開発日誌 #10 ①中書島駅-樟葉駅線路種別指定(part.2) ②車両サウンドのアップグレード

きのこごはんはいろいろ捗るし食べ合わせ受け入れがめっちゃ広いのでできれば一年中作りたいのですが、夏だと炊けた瞬間からマッハで劣化し始めるのはいかんともしがたい件、ちゃんと季節に合った食事をすべしという地球からのメッセージなのかもしれませんね。

前回:開発日誌 #9 1.丹波橋駅-中書島駅線路種別指定(part.2) 2.中書島駅-樟葉駅種別指定(part.1) 3.車内放送

おおまかな工程リストは#1にて。#10は「線路のマッピング」工程の仕上げ段階(線路種別指定)の進行です。

1.中書島駅-樟葉駅線路種別指定(part.2)

前回は淀第二出発あたり(マップ切り替え地点)まで線路種別指定を進めたのでつづきから。

R2200のS字で高架から地上に接続し第三出発と渡り線いっぱいあるところ。33キロポストが見えます

転てつ機置き忘れてますが、適当な時に本線関係だけやっとこうかと

重くなるからストラクチャ増やしたくないのですが、どうせ立体交差オブジェクト置くときに市道立体交差置くから現時点であまり気にするところではないかなと

重い原因は線路が多いために描画範囲内のストラクチャ数が膨大だからなので、5mストラクチャの線路をできるだけ25mストラクチャで置き換えることによりストラクチャ数を大幅に少なくして改善が見込めます。

3203信号内方の車庫立体交差付近

省力化軌道

宇治川橋梁に向かうカーブはR400の制限85脱線防止ガード付き

地上線時代との切り替え地点付近はR360の制限80バラスト軌道に切り替わります

宇治川橋梁

ここに入る時の風切り音が無かったら京阪電車の宇治川橋梁じゃねえ!と個人的に思ってるのでJointNoise.Play()で鳴らします

実際よりもやや派手に鳴るよう演出を凝らしました

走行イメージ:

本当は下部斜材の上に左右方向の梁が短い間隔で配置されてますが眠くて忘れてた気が向いたときに修正するかも

実際の宇治川橋梁は7支間で両端が支間35mその間は支間37mっぽいのですが、そのままBVEにはめこむと端部に変な隙間ができるのでBVE上でキリの良い方法でごまかして表現しています

トラスは鉛直材付中央部ダブルワーレン?うーん一般的な分類名に当てはまるものが見つからないから変態トラス京阪トラスとでも呼びましょうか。

宇治川南は堤防の向こうで農道を跨ぐ上路ガーダーを通って盛り土区間に入ります

R400カーブ南半分制限75

木津川橋梁

宇治川橋梁と同じように端数処理してます

石清水八幡宮駅上手

R380カーブ22.7‰下りに上路ガーダー2本

木津川橋梁寄りは夏場植生が激しく標識が読み取りづらくなることがあります

石清水八幡宮下手R220制限60

ちなみに淀車庫高架の制限80からこの地点の減速までは制限速度変わったり勾配上り下りしたりありますがずっと惰行で流せます

R220を抜けたらごくわずかながらロングレール区間

橋本付近

R380ののちR300制限65

R805右カーブの向こうにR462左カーブ 50mレール区間

国史跡楠葉台場跡を迂回する始点のR341&R402カーブ

このあたりのS字カーブだらけの区間は石清水八幡宮のとこ以外全部直線ルートにしちゃえばいいのに、と思ったこともありますが軟弱地盤で無理だからS字カーブだらけにならざるを得なかったっぽい

もし強行して直線ルートにしていたら近鉄奈良線が平城宮跡を横切っているのと同じ問題が生じたことでしょう(もしかしたら近鉄のケースよりもこじれたかも)

淀駅付近のカーブだらけも鳥羽・伏見の戦いで「もう刀の時代は終わった」と後世の創作で表現されるシーンの舞台ですし…

ちなみにこのあたり(小金川踏切道跡から新名神のあたりまで)は京阪開業時併用軌道だったのが戦前に専用軌道切り替えされたらしい

このカーブを抜けたらしばらくロングレール区間です

樟葉駅上手 上り線はR500から直線コースで樟葉駅1番線に通じていますが下り線はめんどくさいやや複雑な線形で駅に出入りします

現在の駅になったのは昭和46(1971)年で、元々は2面2線の小さな駅が川側にあったようです。ゴルフ場の駐車場に旧線の面影がありますが切り替え部はほとんど名残が無いです。

上り線と下り線の間に6番線・7番線(引上線)がはさまれています

樟葉駅構内は京阪では珍しくスラブ軌道だったのですが、約40年間多数の列車が高速通過し老朽化による軌道狂いが問題になった結果、1番線・4番線は15年ほど前にラダー軌道へ交換されました

スラブ軌道だった頃の様子(2002年)

ひきつづき線路種別指定を進めていきます

2.車両サウンドのアップグレード

なんとなく気分でモーター音や分岐器通過音などを新しいサウンドデータに差し替え音質向上を図りました

60km/hで分岐器を通過する音のイメージ

ドア開閉音に乗務員室扉の操作音を加えることで「京阪シナリオでは運転士もホームを目視で確認して閉扉を主導する」のがわかりやすいよう演出

カーテンを開け閉めする音も実装済みです

まとめ

中書島-樟葉は線形が険しく線路種別指定作業は重たかった 次の工程に進められるようひきつづきはげみます

一部サウンドをアップグレードしたことでいつも乗ってる時の音に少し近づいたがまだまだ改善の余地が残っていると思うのでたぶん気まぐれでやるけどアップグレードを継続したい

時間取れたらまた次の週末に手を進めます